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ABOUT

 「劇団もしょこむ」は岩手県釜石市を拠点に活動しているアマチュア劇団です。2015年2月6日に結成。市民有志の社会人を中心とした個性豊かなメンバーで立ち上げ、3月29日に市内の仮設住宅で旗揚げ公演を行いました。団員は20~40代の若者が中心で、演劇経験ゼロの団員がほとんどという〝フレッシュ〟な劇団です。それぞれ主婦をしながら、子育てをしながら、仕事をしながらと、日々の忙しい合間を縫って練習しています。

 旗揚げ作品『平行螺旋―へいこうスパイラル―』は、長期化する仮設住宅の暮らしと、姉妹の悲しみや不安、小さな喜びを表現した二人芝居です。岩手県内で活動中の作家こむろこうじさんが「被災地の現状を現地から発信したい」と釜石のために書き下ろして下さいました。

 当初は市内での公演しか想定していませんでしたが、「ぜひ内陸での上演も」と団員の友人や来場者から声が掛かり、2015年6月には雫石町、7月には盛岡市、12月には遠野市での旅公演も実現しました。2016年3月には東京・新宿でも上演予定です。釜石在住の人、復興支援で県外から来ている人、遠くにいても釜石に想いを寄せて下さっている人…多くの人々に支えられながら、今後も活動を続けていきます。沿岸地域の芸術、文化面での復興を、演劇を通じて発信していきます。

最終更新:2016年1月

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